今、皆様のお家にある家具。
その家具がどこで作られていたかご存知でしょうか。
私は一応この業界の端くれですが、全てのインテリアについて国産か海外製かの把握をしていません。
家具も人件費の安い海外で作られる事がとても多くなったので、家中の全ての家具が海外製とうい方も少なくないと思います。
ここで言う海外製とは、海外ブランドというわけではなく、日本の家具メーカーが海外の人件費の安い地域で作って輸入した家具のことを指します。
私は仕事柄か国内外関係なく様々な家具を見かける事が多いのですが、海外工場で作られた家具では何度か泣かされた事があります。
多くは納品時に発覚した商品不良でのクレーム対応とかですけどね(´・ω・`)
これからの蒸し暑い季節はちょっと怖くて、ソファーに潜伏してた虫が輸入中に孵化するとかたまにあるんですよね~。
ダンボール開けたらゾワゾワと見知らぬ虫が…Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
インターネットで家具を買われる場合は、レビューとかしっかり見た方が良いかもですね。
たまにとんでもない事件書かれている時ありますから( ・ิω・ิ)
さてさて、前置きはこの辺で。
皆様は日本には家具の名産地がいくつかあるのをご存知でしょうか。
代表的なもので、下記のような産地があります。
- 北海道旭川市を中心とした旭川家具
- 静岡県内の静岡家具
- 岐阜県高山市を中心とした飛騨家具
- 徳島県徳島市を中心とした徳島家具
- 福岡県大川市を中心とした大川家具
上の5つの産地を日本の五大産地と呼ばれたりしますが、広島県府中市を中心とした府中家具も合わせて六大産地を呼ばれる事もあります。
今日はその中でも私が特に交流の多い福岡県大川市のお話。
大川市は飛行機で行っても新幹線で行っても車で行ってもアクセスがまぁ微妙な地域なんですが、そこにはいたるところに大小様々な家具メーカーや商社があります。
なんたって国内ナンバーワンの製造量らしいですよ!
私も年に何回か大川市に訪れますが、大体は展示会に合わせて行くことが多いかなって感じです。
来月の5日6日には福岡・大川家具工業会が主催する「大川夏の彩展2017」が開催されますし!
残念ながら一般の方の来場はご遠慮されているのですが、本当はもっと多くの方に大川家具の技術力や熱意みたいなものを知ってもらうためにも一般開放してもいいんじゃないかなって思うんですよね。
様々な地方自治体でも見られる事ですが、結局地域産業の活性化に熱を持っているのってごくごく一部の人らで、すぐ近くの人たちは存在すら知らないとかよくある話だと思います。
家具の名産地に住んでる人たちがネットで海外製造の家具を買うとかなんかね~って思うんですよね。
それとか、買って届いた時に初めて地元産の家具って気づくとか…
インターネットが発達してとても便利な世界になりましたし、家にいながらに世界中の情報を得られる世の中になりましたが、身近な事柄、住んでる街の動きなどに盲目的になっているようにも感じます。
ちょっと悲しいですけど…
うーん、アレっと。
なんだか大川市のアピールをもっともっとしたかったのに、すごーく脱線してしまいましたね^^;
大川市のもっとディープなお話はまた今度におあずけで。
でわでわ~
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